2014年8月2日土曜日

旬探訪 越後のごっつぉ 〈 日本海のもずく 〉


 地域によっては「もぞく」とも呼ばれ、地元名産品としても人気が高い「もずく」です。
「藻」に絡みついて生息するから「もずく」と呼ばれ、なかでも岩や石に付着して
生息するのが「岩もずく」と呼ばれるようになったとか。
また、藻のクズみたいに生息していることから「もくず」からの
「もずく」になったのだとか・・・。
諸説はいろいろとありますが、美味しいことに変わりはごぜいません!

 旬は夏で、只今、漁獲真っ最中の大忙し。
新潟県では、柏崎市笠島、山北、佐渡などが有名ですが、
今回は柏崎市笠島の「もずく」を紹介です。
 漁師町独特の磯の香りがする情緒たっぷりの笠島は、笠島漁港や
その近くには笠島海水浴があります。海岸沿いには、海中から隆起してできた
地質学的にも珍しい地層「牛ヶ首層内褶曲(うしがくびそうないしゅうきょく)」があり、
ゴツゴツした岩肌などは、まさに日本海の厳しさを感じさせます。

 そんな笠島の海岸沿いでとれるもずくを人は「笠島もずく」と呼ぶそうです。
スーパーでよく見かけるトロトロのやわらかいもずくとは、まったくの別物で
シャキシャキした独特の歯ざわりと磯の香りの風味が絶品!
これは、岩もずくでないと味わえない食感なんです。
また、柏崎産のもずくは、日本海の荒波にもまれ引き締まった細さが
自慢なんですが、それよりもさらに笠島のもずくは、極細でありながら、
味も風味も最高級!贈り物としても喜ばれる日本海からの贈り物でした。


シャキシャキの食感と
磯の香りが楽しめます!

搾ってから加熱処理を行わない、本生酒。
生まれたままの清々しさと
ならではの口当たりをお楽しみください。

夏はコレで決まり!!
海の恵みをさっぱりと味わえるもずく酢には、キレが良く、さっぱりとした飲み口の
「朝日山 生酒」を!爽やかさの相乗効果が楽しめます!